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GW中の山岳遭難相次ぐ 少なくとも24件発生

山岳遭難が後を絶ちません。県内ではGW中、少なくとも24件の山岳遭難が発生し、警察は注意を呼び掛けています。

長野市の戸隠山で5日、埼玉県幸手市の男性(49)が登山道から滑落しました。男性は5日午後5時すぎ、「登山道から100mほど滑落した」と警察に救助を要請。6日午前2時すぎに救助されましたが肋骨を折るなどの重傷だということです。

また、北アルプス焼岳でも5日、上高地方面に下山していたフランス人の20代女性2人が滑落し、けがをしました。

県内では5日だけで6件、4月26日からのGW期間中では少なくとも24件の山岳遭難が発生し、4人が死亡しています。県警山岳安全対策課は、春山特有の残雪による滑落が多発していることから、アイゼンを装備するなど注意を呼び掛けています。