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数百メートル滑落 中ア・空木岳で78歳男性死亡

GW期間中、山岳遭難が相次いでいます。
1日、中央アルプスでは滑落した78歳の男性が死亡しました。
県警によりますと、死亡したのは東京都の会社役員の男性(78)です。
男性は先月30日、登山仲間と2人で中央アルプスに入山しましたが、1日、空木岳から池山尾根を下山中道に迷い、標高2000m付近の尾根から外れた所で数百m滑落しました。
当時、現場には雪が積もっていたということです。

GW期間中、県内では1日までに15件の山岳遭難が発生し、4人が死亡しています。
県警山岳安全対策課は、春山特有の残雪による滑落が多発していることから、アイゼンやピッケルを適切に使うなど注意を呼び掛けています。