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北アルプス爺ケ岳2人の遺体発見 山岳遭難多発

北アルプス爺ケ岳で、神奈川県と松本市の会社員の男性、2人の遺体が、相次いで発見されました。いずれも、登山中の遭難とみられています。

警察によりますと午前8時ごろ、北アルプス爺ケ岳の標高約1670m付近で、県警のヘリが、男性1人の遺体を発見しました。死亡したのは、神奈川県の会社員の男性(55)です。男性は25日から2人組で山に入り、同行者と別れた後、行方が分からなくなっていました。

また、午前10時半ごろにも、爺ケ岳の標高約1720m付近で、男性1人の遺体が発見されました。死亡したのは、松本市の会社員の男性(40)です。男性は27日から、単独で登山をしていましたが、行方不明となっていました。

ゴールデンウィークに入り、山岳遭難が多発しています。警察は、「悪天候が予想される場合は、登山途中でも下山する判断を」と、注意を呼び掛けています。