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物価高騰に負けない支援活動 子育て世帯に物資配布

県内で子ども食堂を運営しているNPOが、長野市役所で食品などの寄付を募り、支援物資として子育て世帯などに配布しました。

長野市役所1階の交流スペースに並んだのは、個人や企業から寄せられた食品や子ども用品です。
支援物資の配布は物価高騰が長引く中、困っている子どもや家族を支えようと、「NPO法人ホットライン信州」が企画しました。

自宅にあった学用品を持ってきた人は…

■参加者
「新聞に出ていたので『あぁ、あるな』と思ったらこんなに出てきた。女の子が喜んでくれればいいなと」

高値が続く『米』も2キロ入りでおよそ60袋が用意され、配布前には行列ができました。

■参加者
「食品すごく今高くてスーパーでも籠いっぱい買うと倍くらいの値段になっちゃったので定期的に開催してもらえるとありがたい」

4人の子どもと一緒に食品などを受け取りました。

■参加者
「普段の生活が物価高だと厳しくなっちゃうから、そういう所が軽減されるといいかと」

■NPO法人ホットライン信州・青木正照さん
「ゴールデンウイークで行楽に行けない人も来ていただいて、必要なものをもらったり食べたり喜んでもらえればと開催しました。(役所を使える)こういう活動がぜひ他市(長野市以外)でも取り組んでもらえるとありがたい」

主催した「ホットライン信州」によるときょうはおよそ120人が参加しました。
物価高で支援を必要とする人が増えていると感じています。