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リニア県駅新設で 「要対策土」活用計画を説明

リニア中央新幹線の県駅新設についてJR東海は、ヒ素を含む「要対策土」を活用した工事の計画を、地元に説明しました。

JR東海は23日夜、飯田市で住民説明会を開き、リニア中央新幹線県駅東側の土曽川橋梁の基礎工事について説明しました。
大鹿村のトンネル掘削工事で出た、基準値を超えるヒ素を含んだ「要対策土」を、橋脚基礎部の空洞を埋める「中詰め材」として使うということです。
使用量はおよそ5000立方メートルで、コンクリートの厚みを増やすなど安全性を確保するとしています。
住民からは安全性を不安視する意見や、工事の推進を求める声が上がりました。
「要対策土」の搬入は6月上旬に始まる予定です。