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「弁当の日」プロジェクト 上田市で講演会

子どもたち自身が献立を考え、自分たちで調理する「弁当の日」。その取り組みを広げるための講演会が上田市で開かれました。

「弁当の日」は、香川県の小学校で当時、校長を務めた竹下和男さんが、子どもたち自身が弁当を作ることで「家族の時間」を取り戻してもらおうと、2001年から始めた取り組みです。この取り組みを広めるため、上田市と信州ハムなどが講演会を開きました。

■「弁当の日」提唱者 竹下和男さん
「弁当を作るという行為の中で家族の絆がどれほど大きな意味を持っているのか 子どもが成人するまでは子どもの成長に(大人が)責任を持つべきだ」

■参加者「ただ弁当を作って食べるだけではなく、そこから広がる家族の絆や成長が素晴らしい取り組みだなと」

8月には「弁当の日」を考える映画の上映会が、上田市で開かれる予定です。