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タケノコ狩りスタート!寒さの影響で生育に遅れも

豊丘村の竹林で「タケノコ狩り」の営業が始まりました。
今年は先月の寒さの影響で出始めがゆっくりだということです。

豊丘村の「天井山竹林園」で18日からタケノコ狩りの営業が始まりました。
入園料は1人300円。1キロあたり500円で持ち帰ることができます。

■諏訪市から
「採れました」

(Qちょっと小ぶりですけど)

「ね、でも料理するにはこれくらいがいいですね」

今年は先月の寒さの影響で生育が遅れていて、小さいタケノコが多いそうです。

■天井山竹林園園主・大沢徹さん(66)
「この4月になって暖かくなってやっと伸び出してきたというところが正直なところ。このままいけばGWにはだいぶ伸びてくるのかなという状況ですね」

こちらは隣の高森町から訪れた家族。
小さいタケノコは、深く掘らなければいけません。

■高森町から
「ハァハァハァ…」

(Q汗だくですか)

「けっこう…根っことかあるので大変なんですよね」

ついに掘り出せました!

■高森町から
「上手に採ったね」

(Qどんな料理をお母さんに作ってほしいの?)
息子「煮物」
母親「しぶい。たけのこご飯とかお味噌汁とか良いなと思って、楽しみです」

さらに!

収穫したタケノコは炭火で焼いて…すぐに食べることができます。

■長野市から
「やっぱりおいしい」

この日は県内外から18組が来園し、今月はすでに予約でいっぱいです。
その一方で、心配なことがありました。

■天井山竹林園園主・大沢徹さん(66)
「ここに穴が掘られているんですけど」

去年の営業終了後からイノシシの被害が増え、柵を高くしたり、初めてわなを仕掛けたりしました。

■天井山竹林園園主・大沢徹さん(66)
「竹というのは、3年目、5年目、7年目の竹がタケノコを出す力がすごいんですけど、その親竹をイノシシに食べられてしまうというのは先々ちょっと心配」

タケノコ狩りは現在、来月1日と2日の予約を受け付けていて、タケノコの状況によって営業日を延長する可能性もあるそうです。