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「百日ぜき」感染増 生後6カ月以下は重症化の恐れ

赤ちゃんが感染すると重症化する恐れのある「百日ぜき」が、県内でも増加しています。
一方、感染性胃腸炎は3週連続で減少しています。

県によりますと、「百日ぜき」は、せきが長く続くのが特徴で、生後6カ月以下の乳児が感染すると重症化する恐れがあります。
先月30日までの1週間で報告された百日ぜきの感染者数は全国で578人となり、全数把握を始めた2018年以降最多となっています。

県内では6日までの1週間で新たに10人の感染が確認されました。
今年はこれまでに70人が感染していて、去年1年間の感染者数の倍以上となっています。

「百日ぜき」は飛沫感染するため、県はせきエチケットに気を付けることや手洗いや消毒を心がけることなどを呼び掛けています。

一方、ノロウイルスなどを含む感染性胃腸炎は定点医療機関当たり5.13人で、3週連続で減少しています。