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なぜ?マツタケ小屋がカキ小屋をオープン!

長野市の公園に期間限定の「カキ小屋」がオープンしています。しかし、本業は「マツタケ小屋」だといいます。一体、なぜ?

長野市のセントラルスクゥエアに先月オープンした「牡蠣小屋和苑(わえん)」。

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「こちらですね、宮城県産になっています」

小屋には、大ぶりなカキが箱にぎっしりと詰まって用意されていますが…

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「今はオープン記念で食べ放題になっています。

最大の売りは50分4350円のカキ食べ放題。カキご飯・カキ汁も付く、カキ好きにはたまらないコースです。

■記者リポート
「口の中に潮の香りが広がる弾力プリップリッで、歯応えもあるし、もう本当に幸せ」
食べ放題ということでこんな強者も現れるようです。

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「私が数えた中では36個(食べた客も)。(Q.採算の方は大丈夫ですか?)なかなか…(カキ小屋を)知ってもらうのが一番なので」

PRに力を入れるのはオープンしたてだから…だけではありません。

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「実はマツタケ小屋の会社で…」

「カキ小屋」を運営する和苑は上田市で「マツタケ小屋」を営む会社です。
ただ、マツタケ小屋をオープン出来るのは、9月からのおよそ2カ月半と短い期間です。

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「人材の確保は私たちの会社でも問題になっている。」

短期間・期間限定での求人では、条件面で苦戦を強いられることもあり、仕事の習熟度アップにも、課題を残します。
雇用のシーズンを延ばし、売り上げ確保のシーズンも延ばすためのカキ小屋です。

■牡蠣小屋和苑・池田彩さん
「海の無い長野県だからこそ海の幸を届けつつ、雇用も確保しつつ」

牡蠣小屋和苑は、9日まで長野市のセントラルスクゥエアで営業を続け、15日からは上田城跡公園にオープンします。