信州の伝統野菜を探す企画の3話目は、信濃町のトウモロコシ農家が舞台。伝統野菜“黒姫もちもろこし”を栽培する87歳は、別品種“どきどきコーン”も生産。その収穫の手伝いをするのだが、午前4時半に現場に到着すると、すでに“収穫たけなわ”。単なる取材とならず、ガチンコの農業体験となる。
山岡アナに対して、客扱いをせず“労働者”として接し、農業の面白さを経験させてくれる。収穫の次は自宅の庭で出荷の準備。3本を一括りにそろえ値札を貼る。出荷先は“道の駅しなの”。長野市から来た客は“この生産者”のファンで、今年もたくさん買い求めた。
出荷作業が終わると、害虫駆除。実の中に虫が入らないようにするためだという。87歳の背中を見て覚えた山岡アナは、1時間かけて駆除剤の散布をやり切る。
労働の後に待っていたのは、お茶の時間。今朝収穫した“茹でトウモロコシ”を存分に味わう。さらに“とうもろこし街道”で、焼きトウモロコシを堪能。旅を締めくくる。