どーゆーの?信州

どーゆーの?信州

放送内容

信州の商店街をゆく!松本中町の歴史と新しい風

国宝松本城の城下町で、江戸〜大正時代の建物が多く残り独特の景観を持つ 「中町通り」。先週に引き続き「中町通り」の、伝統工芸品や飲食店など専門店が並ぶ「中町商店街」を巡ります。
中町商店街の北側、女鳥羽川沿いで伺ったのが「タニ屋商店」。飲料用の冷蔵庫に地元の野菜が並び、「ここに来た時にあったから活用している」と店主の吉谷さん。生産者から買い付けるなどお得な野菜が人気で、仕入れに来た居酒屋店主は小松菜を“全買い”していました。
蔵が建ち並ぶ「中町通り」で見つけたのが、“洋風”に仕上げた看板建築の「ミドリ薬品」。先代が開業する際、東京で見た建物に憧れ建てたそうですが、修復時に大変な苦労が…。戦争時に、金属供出を避けるためエナメルを塗ったことなど、老舗ならではの話が伺えました。
山岡秀喜(abnアナウンサー)|信州の商店街をゆく!松本中町の歴史と新しい風
タニ屋商店|信州の商店街をゆく!松本中町の歴史と新しい風
ミドリ薬品|信州の商店街をゆく!松本中町の歴史と新しい風
信州の商店街をゆく!松本中町の歴史と新しい風
散策を続けると、蔵の脇に奥まで続く細い路地を発見!一番奥にある「手仕事商會すぐり」へ。松本の名産品など“てしごと”の雑貨を販売していて、築140年の漬物店だった蔵の名残も…。注文してからレモンを絞って作るレモネードをいただきました。
「木のおもちゃ ぴあの」には、ヨーロッパのカラフルでかわいい木のおもちゃを中心に、店主の穴沢さんが愛情を込めて探し出したおもちゃが1000点以上!小さな子どもはもちろん、大人でも楽しめる品揃えです。中には「お値段はかわいくないんですよ」なんて商品も…。
蔵のある歴史情緒あふれる街並みを活かし、新しい風が吹いている「中町商店街」の姿がありました。

2022年9月11日 日曜 午前10時30分 放送

取材情報

  • タニ屋商店
    松本市中央3-4-9
  • ミドリ薬品
    松本市中央3-3-15 / TEL:0263-32-1559
  • 手仕事商會すぐり
    松本市中央3-2-13 / TEL:0263-33-7736
  • 木のおもちゃ ぴあの
    松本市中央3-4-19 / TEL:0263-36-8805
  • 城 -GUSUKU-
    松本市中央3-4-16 / TEL:0263-87-7121
  • 樋口美術
    松本市中央3-3-14 / TEL:0263-36-1467