長野朝日放送・放送番組審議会(第284回)
開催年月日
2019/07/25
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 7名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山 貢一副委員長 中條功委員 小林玲子委員 岩井修委員 山口美緒委員 西條浩章委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 郡司勝己報道制作局長 井出真一編成業務局編成部専任部長
議題
- 「“少子超高齢時代”における テレビの使命」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2019年8月,9月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 「テレビ離れ」と言われて久しい中、スマホ等新しいメディアの伸びが著しいものの、意外とテレビが頑張っているという印象が強い。
- 若い世代では携帯電話・スマートフォンの接触が多く、年代が上がるほどテレビの視聴時間が長くなっている。しかし年代で差はあっても、どの年代もある程度の時間接触しているメディアがテレビであり、世代間を繋ぐことができるメディアだと言える。
- 高齢化時代とは言え、高齢者に特化するのではなく幅広い世代に受け入れられる番組作りを目指してほしい。人々の孤立化が一層進む時代にあって、テレビで感動を“共有”することが孤独を解消し健全な社会を作る。
- 高齢者が情報弱者とならないよう、公正かつ正確な情報を広く社会に提供し、また健全な日本語や英語教育など子供たちの教育に資することもテレビの使命だと考える。
- テレビとネットとの融合が進展し様々な機能を備えたテレビも登場する中、高齢者がそれらを簡単に活用できるような工夫が必要。
- 世代問わずテレビを見る人は見るし、見ない人は見ない。世代というより暮らし方がテレビの見方を左右しているのではないか。動画配信サービスなどの台頭で、決められた時間にテレビの前に座ることがストレスになりつつある。
- 通勤・勤務・国内外出張中といった環境下や自宅にテレビを持たないユーザー層のニーズに応えることで、再生数を含めた視聴者数を増やし好循環が生まれるのではないか。
- 信頼性がテレビや新聞など旧メディアの強みであり、一定以上の年齢層には確実に高い支持を得ている。期待を裏切らない、質の高い放送を望む。
○2019年6月中にabnによせられた視聴者の声の総数は136件(内メール44件)、内訳は(お問合せ71件、ご意見24件、苦情0件、ご要望15件、その他26件)だった。