COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第279回)

開催年月日

2019/02/20

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員総数 9名 出席委員数 7名

(出席委員)
遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 中條功委員 小林玲子委員 山﨑宏委員 青木恵里子委員 山口美緒委員
(レポート)
岩井修委員
(会社側出席者)
土屋英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 小林明子報道制作局報道制作部統括部長

議題

  1. 「ネイチャー&ヒューマンスペシャル シリーズ8
    神と生きる人々 神話と修験の里 戸隠」について
  2. その他の番組に対する意見要望について
  3. abnに寄せられた視聴者の声の概要について
  4. 2019年3月の単発番組について
  5. 次回課題番組等について

議事の概要

  • 映像の美しさが印象的だった。春夏秋冬を通した戸隠の風景は、色彩に富み臨場感があった。
  • 修験の場である岩窟を上空から撮影した映像は、修行の厳しさや孤独が伝わる一方、紅葉との対比が鮮やかで心に残るシーンだった。
  • 戸隠の四季の映像が所々に挟まれていたが、何月ごろに撮影されたものかキャプションがあると良かった。
  • かつて参道にあった宿坊をCGで再現したのは面白かった。僧侶や参拝客など、人の姿を配置するとさらに当時の雰囲気が感じられたのではないか。
  • 戸隠は身近な場所でありながら、初めて知ることがたくさんあった。番組を通じてあらためて知識を得ることができた。
  • BS朝日での放送を通じて、全国の視聴者が戸隠へ行ってみたいと思わせる内容。地元を応援する良い番組となった。
  • ヒューマンの部分で、内容が一家の継承問題に収束してしまった。もっと戸隠全体の現状や、これからの課題に目を向けてほしかった。
  • 興味深い内容が多かったが、テロップとナレーションでそれぞれ別の情報が同時に出てくるところがあり、理解しづらいと感じた。大切な情報については、丁寧に見せる工夫が必要。
  • インタビューの場所が雑然としているところがあり、印象が良くないと感じた。とくに配膳中のインタビューは衛生面で気になり、宿坊のイメージにとっても良くないのではないか。
  • 子や孫が家業を継ぐべきという価値観は、これからの時代に逆行するものだと考える。家庭ごとの方針はともかく、番組として構成や編集は慎重にするべき。
  • ナレーターの発音でいくつか気になるところがあった。地元で使われるイントネーションと標準語の違いだと思うが、地方局ならば地元の発音にこだわってもいいのではないか。

○成31年1月中にabnによせられた視聴者の声の総数は153件(内メール56件)、内訳は(お問合せ77件、ご意見27件、苦情0件、ご要望25件、その他24件)だった。