COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第261回)

開催年月日

2017/04/19

開催場所

本社1F 喫茶「Cafe 駅前テラス」

出席者

委員の出席 委員総数 9名 出席委員数 6名
(出席委員)遠藤守信委員長 小川正芳副委員長 丸山貢一副委員長 イチカワドイル徳恵委員 小林玲子委員 湯本豊委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 山岸寿美報道制作局次長兼制作部長 山崎勇平番組ディレクター

議題

1)「信州と小笠原諸島をつなぐ冒険旅行紀!~貞頼伝説の真実を探る~」について
2) その他の番組に対する意見要望について
3) 番組種別の公表
4) abnに寄せられた視聴者の声の概要について
5) 2017年5月の単発番組について
6) 次回課題番組等について

議事の概要

  • 400年以上前の歴史と伝説、1000キロという非常に離れた地理的な空間を取材でつなげ、美しい映像とともに紹介するテレビならではの旅の番組だった。
  • アナウンサーのバイタリティーあふれる飾らないレポートスタイルが、開放的な父島の雰囲気にマッチしていた。
  • 島民にとって貞頼伝説は長く語り継がれてきた「事実」であり、貞頼の存在が島に根付いていることに納得するものがあった。
  • 一方、史実と伝説について、解き明かした事実をどこまで見せどこに落としていくのか、そのさじ加減の難しさを感じた。
  • 一部で、伝説が事実であると断言するかのような表現があり気になった。
  • 墓地で偶然のように人に出会うというシーンがあったが、演出が安直。待っていただいていたと、きちんと紹介があったほうが良かった。
  • 歴史上の登場人物について年表にするなど、視覚的に理解しやすい工夫が欲しかった。
  • 観光ガイドとしては情報が不十分で、歴史番組としては物足りず、ややどっち付かずな内容だった。
  • 貞頼祭りの場面が印象に残ったが、ハレの日だけでなくケの場面にもっと目を向ければ、島民の生きる力が伝わったのではないか。
  • 欧米系の先住民の子孫が今どう思っているのか、その子孫の方を登場させるなどすればより深掘りができたのではないか。
  • 歴史的探究の要素と旅番組の要素から構成されており、知的欲求と、信州人の海へのあこがれが満たされる、楽しく、且つためになる番組だった。

○平成29年3月中にabnによせられた視聴者の声の総数は217件(内メール48件)、内訳は(お問合せ134件、ご意見34件、苦情0件、ご要望29件、その他20件)だった。