COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第260回)

開催年月日

2017/03/15

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員の出席 委員総数 9名 出席委員数 4名
(出席委員)遠藤守信委員長 小川正芳副委員長 丸山 貢一副委員長 長門 徹委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 山岸寿美報道制作局次長兼制作部長 上沢賢一報道制作局制作部部長待遇

議題

1)「信州ステキライフⅢ 移住 わたしがココに決めた理由」について
2)その他の番組に対する意見要望について
3)abnに寄せられた視聴者の声の概要について
4)2017年4月の単発番組について
5)次回課題番組等について

議事の概要

  • これまで「移住」というと、リタイア後の第二の人生というとらえ方が多かったが、この番組では若い世代、新しいスタイルの移住者を紹介していて興味を引かれた。
  • 3つの事例のうち2組は、誰もが憧れるような理想的なライフスタイルが描かれていたが、移住の課題や障害については何も触れられず、内容にやや物足りなさが残った。
  • 都会から信州へ移住することの現実や苦労、移住者を受け入れる地元の足りない部分など、影の部分も取り上げると良かったのではないか。
  • 富士見町でシェアオフィスを運営する男性の例は、インターネットを使った遠隔勤務、2地域居住という新しい働き方の先駆けといえる事例で、面白い視点であり学ぶものがある。
  • シェアオフィスの取組みについては、今後どうなっていくのか興味がある。継続的に追って、別の番組でも扱ってもらいたい。
  • 移住者の力を借りて新しい風を起こすとき、地元住民がどう関わり、いかに彼らの力を生かすかが課題。そういった視点も番組で提示されると良かった。
  • 「移住ヒストリー」というボードで人生の節目の出来事を紹介するのは面白いアイデア。西暦だけでなくその時の本人の年齢が示されると、視聴者も自分の人生と重ねて見ることができたのではないか。
  • 現役時代に知識や専門性といった「無形資産」を身につけることで年齢を重ねても働くことができる。高齢化社会で定年後の人生を新たに開拓するヒントとなる番組だった。

○平成29年2月中にabnによせられた視聴者の声の総数は173件(内メール34件)、内訳は(お問合せ102件、ご意見26件、苦情0件、ご要望28件、その他17件)だった。