
ナビゲーター:三四六
出演:鳥越俊太郎
◆信州のがん医療の最前線に迫る
2012年にabnでスタートした「信州がんプロジェクト」。2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡すると言われる時代に、「がん」を知り、早期発見と適切な治療を呼び掛けるプロジェクトだ。
特別番組第二弾は、信州のがん医療の最前線に迫る。信州が全国に先駆けて取り組んだ地域医療、その草分けが“在宅医療”だ。番組ではナビゲーターの三四六が佐久市の病院が取り組んでいる訪問診療に同行し、医師と患者の関わり方、がん治療に取り組む患者の思いに迫る。
一方、患者の負担を減らす手術方法も進化を続けている。松本市の病院が始めている“陽子線治療”は正常な細胞を攻撃せず病巣だけを狙い撃つという最新技術だ。また、内視鏡を使った食道がん手術において神業を持つ世界的な名医・小山恒男医師も登場。さらに信州の医師たちに10の質問をぶつけ、治療する側ではなく自らが患者となった時にがんとどのように向き合うのかなど、医師の本音に迫る。
番組にはがんの手術を4回行ったジャーナリストの鳥越俊太郎さんが出演し、「いま知りたいがんの情報」をわかりやすく伝える。
【今回取材した医師】
○佐久総合病院 胃腸科 小山恒男医師
内視鏡を使った食道がん手術
○相澤病院 外科 吉福清ニ郎医師
大腸がんの腹腔鏡下手術
○佐久総合病院 地域ケア科 北澤彰浩医師
在宅医療
○相澤病院 化学療法科 中村将人医師
抗がん剤
○国立がん研究センター東病院 秋元哲夫医師(千葉県柏市)
陽子線治療を実施している病院の担当医師
○佐久総合病院 緩和ケアチーム 山本亮医師
緩和ケア