第27回放送　2014年1月17日 金曜日 18：55～19：00

全国巡回がんセミナー

　昨年12月6日（金）、「全国巡回がんセミナー」が長野市で行われました。
日本対がん協会が2007年から「がんに関する知識や情報の普及と検診受診率向上」を目指して全国各地で開催している講演会で、長野県内では初めての開催となりました。

　講師の一人、日本対がん協会会長の垣添忠生さんは「我が国のがん対策に占める検診の重要性」のテーマで講演。生活面からのがん予防と、がん検診による早期発見の意味を説明しました。

　セミナー当日、国会では衆議院本会議において「がん登録推進法」が可決・成立しました。
医療機関にがん患者の情報提供を義務づけ、情報を国がデータベースに記録して一元管理し、治療や予防に活用するための法律です。
国と自治体・医療機関・患者の全てにメリットがあり、日本のがん対策の大きな一歩になると垣添さんは期待を寄せています。