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第19回放送 2013年5月17日 金曜日 18:55~19:00

阿南 里恵(31歳) 公益財団法人 日本対がん協会 広報

2004年 子宮頸がん
23歳の時に子宮頸がんを発病。5年に及ぶ闘病生活の体験をもとに各地で子宮頸がんの予防啓発活動を積極的に行う。2012年から日本対がん協会の広報担当として活動。

告知の瞬間

遺伝的にも、家族にもがんになった人がいなかったので、がんに対して無知だったため、がんの告知を受けたときも普通の病気と同じで、病院に行っていわれたとおりに治療すれば治る物だと思っていました。

講演活動で気づくこと

中学校などで講演活動をしていると、おじいちゃんなどががんで亡くなったこどもは「がん=死」という様に考えていたり、家族が早期発見で治療して治っている子どもたちは「がんはたいしたことはない」と考えているなど、それぞれの体験によってがんに対する考え方・知識が違っていることに気がつきました。このことから、10代から「検診の必要性」「早く見つかれば治る」「遺伝によるがんは少ない」などのがんに対する正しい知識が必要だと感じました。

日本対がん協会 がん相談ホットライン

日本対がん協会では「がん相談ホットライン」を開設し、がんに対する不安や悩みなど様々な相談に応じてくれます。患者や家族から年間9000件以上の相談が寄せられています。
祝日を除く 毎日 午前10時~午後6時
予約不要・秘密厳守 電話03-3562-7830
※相談は無料。看護師と社会福祉士が対応します。

闘病中を振り返って

今、闘病中を振り返ると、私自身のためというより、私を支えてくれる家族をサポートしてくれる「がん相談ホットライン」のような物があれば良かったと感じています。

検診について

私の同級生、同年代の女性が子宮頸がんになりやすい年齢になってきて、たくさんの相談を受けるようになりました。夢を持って活躍している女性たちが、子宮頸がんで夢を諦めなければならないことがあります。そうならないためにも毎年定期的に検診に行くということは、大人の女性として大切なことだと思います。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン信州

◆松本会場
開催日時:9月15日(日)~16日(月)
場所:やまびこドーム(スカイパーク内)

◆長野会場
開催日時:9月28日(土)~29日(日)
場所:城山公園ふれあい広場

問い合わせ先
RFLジャパン信州長野実行委員会事務局
(長野県健康づくり事業団内日本対がん協会長野県支部)
電話:026-286-6400