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第15回放送 2013年2月15日 金曜日 18:55~19:00

阿部守一(52歳) 長野県知事

長野県にとってがんとは

 長野県は先人の努力で健康長寿県という看板を掛けさせてもらっている県です。長野県にとって、がんで亡くなる方、がんに罹る方を出来るだけ少なくすることが一つのテーマになっています。長野県としても、医療体制の整備やがん検診の呼びかけなど、できる限りのことを行っていきますが、県民一人ひとりもがんのことを正面から向き合って欲しいと思います。

リレーフォーライフに参加して

 がんになっても元気になった人たちが、自分達の思いを伝えていこう、みんなで支えていこうという思いが充満した会場でした。そして、人と人とのつながりで支え合えるということを痛感しました。参加者からも「もっと県としても活動に力を入れて欲しい」と訴えられたので、県としても正面から取り組み医療体制の充実をおこない、がんは早期発見が大切ですから県民のみなさんに検診の広報をしっかりと行っていきたいと思っています。

知事が目指す「がんに負けない社会づくり」

 地域全体で周りの方が苦痛を和らげるような支援をしていただくことが大切です。医療関係者各種団体、県民全体でがんに負けない社会づくりをしていきたいと思います。全ての人ががんの問題を自分のこととしてしっかりとらえ、患者さんの思いに寄り添いながら、健康長寿の長野県、そして、がんに対してきちんと向き合う長野県を目指したいです。