2024年12月30日(月)午後5時 放送
出演:長野赤十字病院 和田秀一院長 ほか
ナレーション:草田敏彦 (abnアナウンサー)
長野市にある長野赤十字病院が、ことし創立120周年を迎えました。1924(大正13)年に「日本赤十字社長野支部病院」として誕生、以来地域医療の重要な役割を担っています。その病院の軌跡を振り返ると、戦争や災害など幾多の困難に立ち向かい、それを乗り越えた歴史でもありました。
100年に一度のパンデミックと言われた「新型コロナウイルス」もその一つです。番組では日本中に衝撃を与えた大型クルーズ船の集団感染に災害派遣医療チーム「DMAT」隊員のひとりとして立ち向かった医師の証言や、北信地域のコロナウイルス重症患者の治療を担った「重症病棟」運用の秘話などを紹介。
さらに日本赤十字社の創立に関わった信州ゆかりの人物、第二次世界大戦中に当時の看護婦養成所で学んだ元学生の戦争体験など、貴重なエピソードも交えながら120年の歴史に迫りました。