ふるさとCM大賞NAGANO

ふるさとCM大賞NAGANO

2022年度応募作品

[ 木島平村 ] 木島平特産!「名水火口そば」

制作 木島平村地域おこし協力隊 with 下高井農林高校 そば部
みどころ 木島平村の特産品「名水火口(めいすいぼくち)そば」をPRする目的で制作したCMです。
名水火口そばは、村産そば粉と平成の名水百選に選ばれた村の名水「龍興寺清水(りゅうこうじしみず)」、つなぎに北信地域でのみ独自に使われる貴重な山菜「雄山火口(オヤマボクチ)」の葉の繊維を使用したそばです。
そば粉と水を混ぜただけでは、ボロボロとした生地になってしまいますが、「つなぎ」を加えることで、生地に更なるコシと粘り気を与えます。
通常、つなぎには小麦粉を使いますが、名水火口そばは、小麦粉に加えて少量の雄山火口の葉の繊維を入れます。
この繊維というのが非常に貴重で、葉1kgから、たったの4~5g程度しか取れません。
しかし、これを少量加えるだけで、そばの弾力、歯ごたえは段違いに跳ね上がります。

そんな名水火口そばをPRしたCMの見どころは、下高井農林高校そば部の皆さんによるフレッシュな演技と、村非公式マスコットキャラ「きじまっ猪(ちょ)」のリアクションシーン!

下高井農林高校は、そば打ちの強豪校として知られる、木島平村唯一の高校です。
今回ご協力いただいたそば部の皆さんは、大会へ向けた練習の真っ最中だというのに快く撮影に応じてくださりました。
普段リラックスしているときは、ごく普通の高校生という感じでしたが、調理に入ると一変。
目つきは職人さながらになり、私語も一切なし。黙々とそばを打つ真剣な表情と、高校生離れした手さばきに圧倒されました。

そんなそば部の皆さんは、今年(2022年)の夏に開催された、「第3回日本そば文化学院 全国高校生そば打ち大会」団体戦の部にて、第1回大会に次ぐ2度目の優勝(第2回大会は準優勝)を果たしました!
撮影の中のほんのわずかな時間だけですが、彼女たちの努力する様を実際に目の当たりにした人間としては、その頑張りが結果に結びついたことを心の底から嬉しく感じました!本当におめでとうございます!

そして、そんな一流の高校生たちが打った名水火口そばの美味しさをどう表現するか。今回のCM制作において、最も苦心した部分です。
長々と名水火口そばの美味しさを論評するのもいいが、そうなると尺が足りない…
短く、それでいて記憶に残りやすいキャッチーさを出すためにはどうすればいいのか…。
悩んだ末に出した答えが、「ダジャレでオーバーリアクションする」です。
何の突拍子もないリアクションをするよりは、名水火口そばに関連付けたリアクションをした方が記憶に残りやすいはず…と考え、
「ぼくち」と「ぼくんち」
「火口」と「火山の噴火」
を掛けた派手なリアクションシーンとなりました!
暗いニュースも多い今のご時世。きじまっ猪の馬鹿馬鹿しいリアクションを見て、笑顔になってくれる方が一人でもいれば幸いです!
(きじまっ猪の詳細は去年の応募作品「きじラップ feat. きじまっ猪」を見てね!)

制作者の地域おこし協力隊員は今年で任期最終年!
3年間で培ってきたことの全てを詰め込んだ集大成となるCMです!
ぜひ最後までご覧ください!

木島平村のオススメ

名水火口そば、米、ズッキーニ、アスパラガス、ねぎ、そば、日本酒

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