子どもの頃のご馳走は、ステーキでした!茶色い木のプレートに、楕円形の鉄板が懐かしい。ナイフとフォークの使い方も、それで最初に覚えた気がします。家で出てきたのはオージービーフで、サーロインの周りに付いているブヨブヨした脂身が嫌いだったのは、鮮明に覚えています。
海外からの牛肉輸入が自由化された90年代は、街中にステーキハウスも多かったですよね。ウッド調の建物で、そういえば最近あまり見なくなったような…。
私が今回訪ねたのは、小海町の洋食レストラン。頂いたサーロインステーキは、なんと黒毛和牛でした!プレートは懐かしいのですが、味は、小さな頃に食べたのとは全然違う。こんなに上品で高級な肉、昔は食べていないぞ!
「うまいに決まっている、肉買う時から選んでいるから」自信満々に出してくるマスターの誇らしげな表情が、忘れられません