ワサビの生産が盛んな安曇野市で、生産者としては最も若手とされる農園の4代目が、とあるイノベーションを起こしている。そんな話題の取材に同行しました。
農場で育っているワサビを見ると、いままで私がワサビに抱いていたイメージと少し違うことに気がつきました。
ワサビと聞いて思い浮かぶ、ゴツゴツとした一握りほどのかたまり。私はあれがワサビの根の部分で、ニンジンやダイコンのように土の中で育つものだと思っていたのです。ところが、本来の根はさらにその下に伸びていて、あのゴツゴツした部分は上に向かって成長し、ゴツゴツは茎が剥がれ落ちた跡なんだと教えてもらったのです。ヘェ。
さらに、あのゴツゴツ部分の名称が「イモ」だということも合わせて教えていただきました。ヘェ。身近な食材のワサビに、こんなにもヘェが隠されていたなんて。
そして、農園4代目のイノベーションには、もっとたくさんのヘェが隠されていることを、このあと知ることになるのです。