冬キャンプが人気です。
冷え込みの厳しい信州をあえて目指す愛好家たちは、寒空の下で何をしているのか?たき火です。
近ごろのアウトドアブームで文字通り火が付いた。火を囲んで仲間や家族と語らう。いや、語らなくてもいい。時の過ぎゆくままに揺らめく炎を眺めているだけでいいのだと、その魅力に取りつかれた人たちは語ります。
たき火と聞いて思い浮かぶのは、スナフキン、イージーライダー、チャールズ・ブロンソン…。年がばれますが、しゃべりをなりわいとするアナウンサーとは対極の寡黙なイメージですね。
カッコいい自分になれるものと信じて疑わず、氷点下の軽井沢で夜のたき火に初挑戦しました。乾いた木がはぜる音、強い火力で作る料理のおいしさ。暗闇の中で燃え盛る炎は生き物のようで、温もりをもたらす火は人を安心させ癒してくれることを実感しました。
たき火を楽しむ人たちが大切にしていること、その生き方を感じてください。