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アナウンサーコラム

縄文を解き明かせ!個性派 井戸尻考古館|番組担当・原山翔太

縄文時代の暮らしを体験|縄文を解き明かせ!個性派 井戸尻考古館

縄文ブームと言われて早数年。富士見町には、スタンダードではない考古館がある。それはどうゆうことなのか…今回の企画でその理由がよくわかった。

井戸尻考古館の職員は、自らの手で縄文の暮らしを体感する。敷地内で縄文時代に育てられていた可能性のあるアワやキビなどを育て、当時使われていたであろう石器を使って収穫する。「縄文時代は狩猟・採集社会で農耕は始まっていない」とする定説がある。しかし、出土する石器を見て農具だと考えた井戸尻考古館では「縄文農耕論」を唱え、職員が実践し、研究に生かしている。時には、竪穴住居で土器を使って料理もする。

取材した日は、育てたアワを使い、お粥を作っていた。試食したディレクターによると想像以上においしかったという。そんな考古館には、時々「縄文人?」も遊びに来る…。その真相はぜひ、番組を見ていただきたいと思います。