長野県道の起点から終点までをひたすら走ってみる企画、「はんにちドライブ」の第6弾です。
今回は軽井沢町の中軽井沢駅と御代田町を結ぶ全長13キロあまりの県道157号です。どんな道かと問われたら「車を一旦止めた上で浅間山を眺めるならこの道です」と答えます。長い歳月の中で活火山がもたらした奇岩の絶景や大地の恵みを発見しました。
一押しは移住したご夫婦が経営する豆腐店。夫は自家栽培の大豆にこだわり、妻は抜群のトーク力で店を切り盛り。立地は街のはずれなのに県外ナンバーの車がひっきりなしに買いに訪れる名店です。開業の決め手となったのは店先から見える浅間山の雄姿だったそうで、この地でうまい豆腐が食べられるのも山がもたらした恩恵だと感じました。
旅の終わりには御代田町の集落で偶然出会った地元の方が「浅間山を見るならここ」という場所を案内してくれました。毎回、ドライブの道中お会いする方々に恵まれています。次はあなたの街で。