自由気ままに歩きながら、その土地の魅力を探っていく散歩番組。でも、深く掘り下げるには、土地をよく知るパートナーが必要です。そこで我々は一緒に歩いてくれる方を『おさんぽ先生』と命名したのでありました。
第一回の先生は、木曽郡木祖村・薮原宿で活躍する地域おこし協力隊員です。すべて山の中にある源流の里、薮原宿は古の風情を残す宿場町です。人口約2800人のこの村を芸術で盛り上げようとするアーティストたちがいます。街道沿いの商店には店主の似顔絵等がペイントされて、どこか華やか。3年前から「木曽ペインティングス」という芸術祭も開催、村には芸術の香りが漂います。
どこの馬の骨だって、都会から入村する若者は拒絶されがちなのに、この村は違う。全く違和感なし。村が元気になったと素直に喜んでいます。なぜだ。そうだ、街道だ!閉鎖的でなく、人を受け入れる地域性は街道文化そのもの。
今回のおさんぽ先生も村民から絶大に愛されています。村と芸術家が一体となって木祖村全体がまるでキャンバスのよう。そうそう島崎藤村先生も仰天!村人参加のユニークな映像も必見ですぞ。