いいね!信州スゴヂカラ

いいね!信州スゴヂカラ

アナウンサーコラム

信濃町のトウモロコシ|大槻瞳

大槻 瞳アナウンサー|信濃町のトウモロコシ

夏の風物詩といえば、トウモロコシ。美味しい恵みに溢れる信州ですが、「トウモロコシといえば信濃町!」と思われる方は多いのではないでしょうか。今回私が訪れたのは、通称もろこし街道と呼ばれる県道沿いで蕎麦店を営む農産物直売所『仁の蔵』。8月になると毎年トウモロコシが店に並び、それを求めて多くの客が押し寄せます。

今年は、長雨やそれに伴う日照不足により農作物の不作が問題になっていましたが、トウモロシも例外ではありません。例年より随分小さく育ったというトウモロコシを「今年は出来が悪くてごめんね。」と申し訳なさそうに販売していたのが印象的でした。

しかし、そのトウモロコシを頂いたら、なんとまあ甘いこと!生で頂いても、焼いて頂いても大変甘みが強く、素材の味の濃さを感じました。農家の方が丹精込めて育てたものをこうして頂けることに感謝しなければならないと取材を通して改めて実感しました。信濃町のトウモロコシのスゴヂカラと、なぜ信濃町でトウモロコシの栽培が始まったのか、ちょっと意外な歴史も併せてぜひご覧ください。