ようやく底を打ちましたが、今春はガソリン価格がどんどん値下がりしました。ところがガソリンは減らない。外出や遠出を控えていましたから。
ドライブしたかった私には打ってつけ、今回のテーマは未知のルートを運転する道中で「知られざる信州の見どころを再発見する旅」です。
向かったルートは「県道210号西伊那線」。中川村を起点に駒ケ根市、伊那市を結ぶ全長約37kmです。この道路、並行して走る国道を利用する人がほとんどで、人も車もほとんど見かけない。まさに秘境に分け入る冒険家の心境でした。
道幅だって車1台がやっとの状態。ひとりハンドルを握り、不安になり始めたその時!「伊那谷屈指の名瀑」をうたう案内図が。撮影カメラ片手にクマの出そうな山道を行けば、高らかに音を立てる見事な滝が待っていました。また、消えた集落の痕跡や年間1万人が訪れる人気スポットなども。これは行ってみなきゃわからない。助手席に同乗している気分でお楽しみください。