幼少の頃、父や祖父が
消防などの会合や結婚式、お葬式など、
お酒の席に出かけると
必ず折り詰めの料理を持って帰ってきました。
どうやら、折詰め料理には手をつけず、
別に用意された漬物などのお皿に乗った料理でお酒を飲んでいるようです。
それがあたりまえだと思っていたけど、
今考えると、酒席でメインの料理を食べず、
家族の為に持ち帰る。…信州人っぽいなあと思うのです。
最近、私も
折詰め料理が配られる酒席に参加しました。
なんの気なしに折詰めに手を付けようとしたのですが
周りの諸先輩方は一向に手を伸ばさず、
最後はおみやげとして持って帰っていました。
そうか〜
お父ちゃんたちもこうやって
おみやげを持って帰ってきたんだな。
ノスタルジックな気分になりながらも
辛抱たまらず、
メインの串カツを食べて残りを家に持ち帰りました。
ああ、信州人失格。。。