あれは何年前でしたでしょうか?
ある寒い日に実家に帰ったときのことです。
一家団欒の中心であるこたつから
なんだかごっついパイプが出ていたのです。
「こわっ…なにこれ?」
とおそるおそる聞くと、
「○○さんちお茶行ったらこれ使ってて
えらいよかったからおらちでもさっそくやってんだ。
あったけどー」
ほんとにこれがあったかいのなんの。
我が家ではこのパイプがくるまでは、
とにかく家の中でも厚着をし、
石油ファンヒーターも来客があるときぐらいしかつけず、
ほぼ掘りごたつひとつが暖房の熱源でした。
でもこのパイプが来てからは、こたつも(熱源なしで)あったかいし、
部屋もファンヒーターであったかい。
それでいて省エネ。(←これ重要)
こういう合理的なものは信州人の気質にピッタリ来たようで
ほぼクチコミにもかかわらず(たぶん)
あっという間に各家庭に広がっていきました。
某情報バラエティー番組では
岩手が発祥地として放送されていたようですが
(すいません。私は見ていません)
こういう商品こそ、信州人気質にぴったりだと思うのです。