昨夜は降っていなかったのに、朝になると景色ががらっと変わって
辺り一面真っ白、なんてこともざらにある信州の朝。
そんな真っ白な新雪に、深々と刻まれた車輪の跡。
信州のチャリ通たちは、雨が降ろうと雪が降ろうと
チャリにまたがります。
都会では、積雪10センチでも大パニックになるのに
チャリ通の信州人は、日々変わらず、淡々と、チャリにまたがります。
多少車輪が横滑りしても、左右の自分の足を補助輪のように活用し
目的地に向かっていく。
その姿は曲芸師のようでもあり、熟練の鳶職人のようにもみえるのです。