おぉ!信州人

おぉ!信州人

おぉ!信州人取材記

人情ローカルスーパー 本日特バン!

「ラッシャー板前さんとスーパーマーケットに行ってくれないかな?」そうディレクターさんに声をかけられたのが7月の終わり。それから約3週間信州のローカルスーパーマーケットへ撮影に。

20140902_01向かったのは川上村の大型スーパー・ナナーズ。八ヶ岳などの山に囲まれた川上村に大駐車場を擁するスーパー。お盆にもなるとレジは大行列。「大きな町には小さく作れ、小さな町には大きく作れ」。そこには経営者・菊池芳徳社長の確固たる理念がありました。超人気スーパーの秘密に迫ろうと、ラッシャーさんと私は1日店員としてナナーズに潜入。ラッシャーさんが朝3時から畑でレタスの収穫を手伝い仕入れをしている最中…私はお総菜部に配属され、厨房でお弁当作りに精を出しました。60個のお弁当パックにお総菜を3種類詰め、キャベツを敷き、トンカツを5つに切ってから断面が美味しく見えるように盛ります。ご飯をよそって、梅干しをトッピングしてゴマをふり、ソースとしょう油をつけたら、弁当が完成!値段シールを一つずつ貼り付けてようやく売り場に並びます。慣れない作業をしたせいか撮影中にもかかわらず私は疲れ切ってナナーズの休憩スペースで朝8時の昼寝(?)をしてしまいました。

20140902_02もう一軒は上田市のやおふく秋和店。こちらは普通のスーパーと違って、看板も入口も無い。あるのは新鮮で安全な地元の特産品と豊富な品揃えでした。八百屋さんの原型、戸板一枚の商売にこだわるこの店を支えるのは店長の清水桂二常務。ローカルスーパーを担うグッとくる信州人に共通するのは、お客様を一番に思う人情でした。

リポーター 青池玲奈