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僧侶が生成AIを本気で学ぶ!「寺離れ」打開へ

情報発信は、どこも課題としているようです。僧侶を含む寺院関係者が学んだのは…「生成AI」。なぜ、僧侶が生成AIを?取り組みを取材しました。

20日、善光寺大勧進で開催された勉強会。
パソコンを前に何やら真剣な表情で作業する僧侶たちの姿も…。

「こことか響きません?たくさんの出会いや…」

学んでいるのは「生成AI」です。
勉強会には、甲信越の僧侶や寺院関係者およそ20人が、宗派の垣根を越えて集まりました。
目指すのは、活動や、寺院の情報発信です。

■飯田市から
「庭がきれいなので仏教より、まずそこを入り口として寺に来てもらって、深いことを若い人に伝えられるよう庭を中心にデザインした」

講師のひとり、自身も千曲市の僧侶でフリーアナウンサーの海野紀恵さんが、今回の取り組みを企画しました。
背景には、現在の「寺院運営の難しさ」があります。

■白鳥山本覺寺僧侶・海野紀恵さん
「うちの寺って何が特徴なんだろう、どんな気持ちになってほしいのだろうという根本のところを伝えられないまま、うわべだけで伝えてしまっていて、だから印象に残らない心に残らない」

勉強会は、ソフトウェア会社のアドビの協力で行われました。
アドビは、2022年から全国各地で、広報のためのポスタ-やチラシなどの作成を支援する取り組みを実施しています。
参加者も、生成AIの活用に、手応えをつかんだようです。

■千曲市から
「自分の頭の中でデザインして、一から作り上げるのではなく、AIの助けやテンプレートが用意されているところからデザイン性を広げていくのは機能性が高い。静けさをイメージしたかったのでグラデーションに、下は暗く上は明るくして月夜な感じにした」

寺院に来てもらった後も肝心だと、講師の海野さんは説きます。

■白鳥山本覺寺僧侶・海野紀恵さん
「せっかくバズって寺に来ていただいても、そのお寺が何か感じてもらえなければ意味がない。発信したことと実態が一体化するような根本を見直すことをできたら」

歴史ある寺院が最先端の技術を使い情報発信へ。
あの手この手で、魅力をPRします。