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高校生 鳥獣害対策を専門家から学ぶ

野生鳥獣による農作物被害の現状を知ってほしいと、飯田市で高校生を対象にした講習会が開かれました。

飯田市の下伊那農業高校で開かれた鳥獣害対策講習会。サルやクマなどによる農作物への被害が多発していることを受け、地域の現状について高校生に関心を持ってもらおうと開かれました。

講師を務めた「南信州農業農村支援センター」の深谷俊英さんは、被害防止のためには放置された果樹を撤去するなど、野生鳥獣が出にくい環境を作ることが大切だと説明しました。

その後行われた実習では、畑などで鳥獣の侵入防止に使われる電気柵の設置を体験しました。

■高校生
「農業での具体的な対策をしっかり知ることができたので良かった」

■高校生「思ったより(線が)ぐにゃぐにゃしていた。どんどん被害が減ってほしいと思う」

地域の課題と向き合う貴重な時間になりました。