特殊詐欺 過去最悪ペースで推移 高額被害が目立つ
県内の特殊詐欺被害が止まりません。今年に入って『ニセ警察官詐欺』が広がり、1000万円を超える高額被害が相次いでいます。
県警がまとめた1月から11月末までの特殊詐欺の被害額は、15億9700万円と去年の同時期を8億円上回っています。この額は、これまで被害額が過去最多だった2013年の11億円を既に超えています。
特殊詐欺のうち「ニセ警察官」をかたる詐欺は件数では4割ですが、被害額では7割を占め、平均被害額が1000万円を超えるという特徴があります。「全財産を調べる必要がある」などと脅し、全てだまし取ることで被害が高額化するといいます。
11月には飯田市の50代男性が9300万円をだまし取られる被害に遭い、特殊詐欺の被害額では、今年最多で過去を通じて2番目の被害額となりました。
警察は、警察官や検察官が電話やSNSで現金の振り込みを指示することはないと注意を呼び掛けています。
県警がまとめた1月から11月末までの特殊詐欺の被害額は、15億9700万円と去年の同時期を8億円上回っています。この額は、これまで被害額が過去最多だった2013年の11億円を既に超えています。
特殊詐欺のうち「ニセ警察官」をかたる詐欺は件数では4割ですが、被害額では7割を占め、平均被害額が1000万円を超えるという特徴があります。「全財産を調べる必要がある」などと脅し、全てだまし取ることで被害が高額化するといいます。
11月には飯田市の50代男性が9300万円をだまし取られる被害に遭い、特殊詐欺の被害額では、今年最多で過去を通じて2番目の被害額となりました。
警察は、警察官や検察官が電話やSNSで現金の振り込みを指示することはないと注意を呼び掛けています。