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松本城でしめ縄作り 新年を迎える準備が着々と

国宝・松本城で正月に飾るしめ縄作りが8日に行われ、新年を迎える準備が進んでいます。

■「せーの、よいしょ」

松本城の年末の恒例行事・しめ縄づくりです。城の保全活動をしている松本古城会のメンバーなど約30人が、威勢の良い掛け声と共にワラを編んでいきました。

■古城会女性部副部長 新井瑞穂さん(69)
「殺伐とした世の中ですけど、しめ縄とか見ていただいて気持ちを新たに、また今年1年頑張ってやっていこうという気持ちになっていただければ」

しめ縄は天守の入り口と黒門、太鼓門の3カ所に飾る予定で、長いもので7.5メートル、直径約20センチあります。
例年より2週間ほど早く、13日のすす払いの後に門松とともに飾られ、新年を迎える準備が整います。