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警察官の制服に変化 冬服でもノーネクタイ始まる

この冬から街で見掛ける警察官の制服に変化があったことに皆さん気が付いたでしょうか。定番だったあのアイテムをつけなくてもよくなりました。

県警の警察官には私服で勤務する警察官と制服で勤務する警察官がいますが…定番だったアレがつけていません。

それは…ネクタイです。
県警はこの冬から、私服と一部の制服で勤務する警察官がネクタイを着用しなくてもよいと決めました。

■千曲警察署総務課 井口佳名子さん
「最初は驚きがいっぱいでした。本当にノーネクタイになるのか驚きでいっぱいでした」
理由はけが防止や暑さ対策です。
今年3月の警察庁の通達で制服勤務のうち、交番勤務やパトロールをする交通課の職員などはノーネクタイが可能となりました。

■千曲警察署総務課 井口佳名子さん
「危険な仕事があったり、物にネクタイが引っかかったりして不便さを感じていたので、より動きやすくなって私たちも仕事がはかどっています」

私服勤務についても県警は11月から、夏の間実施していたノーネクタイの軽装勤務を通年化しました。

■フレックスジャパン担当者
「しっかりしているので、ここの襟立ちもきれいに見える」

千曲警察署は地元のシャツメーカーの担当者を講師に、TPOに応じた服装選びの講座を開きました。

■千曲警察署生活安全課 木下奈穂子課長
「働きやすい職場を目指しながらも不快感を与えず、住民に寄り添った職場をつくっていければ」

署内で来客に対応する副署長などは引き続きネクタイを着用するということです。