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思い出の味が復活 須坂市の洋食店が移転オープン

去年、惜しまれつつ閉店した須坂市の洋食店「かねき」が27日、移転先で再オープンし、思い出の味を求め多くの客でにぎわいました。

■記者リポート
「オープン20分前なんですが、多くの人で行列ができています」

市民が復活を待ちわびていたのは…卵で包んだふわトロッではない昔ながらのオムライス。このオムライス須坂市民にとっては特別な存在です。

■1番乗りの須坂市民
「高校生の時から部活帰りとかで何回も通って、家の近所にできるってことで、すごい楽しみで、待ち遠しくて絶対食べたくて来ました」

一番に並んだこちらの男性は、思い出の味だというカレーオムライスの大盛りを注文。

■1番乗りの須坂市民
「当時と変わらないくらいボリュームがあって、でもペロッと食べちゃいました」

「かねき」は須坂ショッピングセンターパルムで長年愛されてきましたが、去年パルムが閉鎖。それに伴い「かねき」も約50年にわたる歴史に幕を閉じました。
そこで常連客だった小森広樹さんが新たな経営者として名乗りを上げました。

■小森広樹さん
「やっぱり須坂に『かねき』を残したいという気持ちが一番です」

半年間の準備の末、新たな「かねき」が幕を開けました。

■小森広樹さん
「昔の『かねき』の良さをつないでいきたいですし、その中で新しいものも色々チャレンジできたらと思っています」