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11月県議会 クマ対策3200万円等の補正予算

県内でクマの出没が相次ぐ中、県は、27日に開会した県議会の11月定例会で「クマ対策」に3200万円余りを盛り込んだ補正予算案を提出しました。

補正予算案は一般会計の総額が64億9300万円余りで、「クマ対策」や「教育環境の整備」
「コメ価格高騰」への対応などが盛り込まれています。
このうちツキノワグマ対策として3251万円を計上し、県はクマの生息域と人の生活空間を分ける「ゾーニング」を進めたい考えです。

■阿部知事
「例年10月には目撃件数が減少に転じますが、今年は人の日常生活圏での目撃が219件と9月を上回り前年同月比約3倍に達するなど深刻な状況にあります」

県は、すでにクマの捕獲上限をこれまでの2倍となる675頭に引き上げています。
11月定例会の会期は12月12日までの16日間で、2日から一般質問が始まります。