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「千曲寮」解散で残余財産を県と青木村に寄付

県出身の学生寮を東京で運営した法人が解散記念式を開き、残った財産が県などに寄付されました。

22日、上田市で開かれた千曲寮の解散記念式には、寮のOB約130人が参加しました。
千曲寮は、青木村出身で東急グループ創設者の五島慶太が中心となり、信州から東京に進学した学生が下宿費を抑えられるよう、1918年に創設されました。
これまで延べ2000人を超える学生が利用してきましたが、施設の老朽化や後継者不足などにより法人が解散することになりました。
そこで、残りの財産が教育支援を目的として県に2億円、青木村に5000万円寄付されました。