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14歳未満の少年が関与か…長野市の中学校で火災

長野市の東北中学校で10日夜に起きた火事について、14歳未満の少年が関与したとみられることが警察への取材で分かりました。

消防によりますと、10日午後5時20分ごろ長野市の東北中学校の教職員から「体育館の剣道場で出火している」と119番通報がありました。
消防が現場に到着した際には既に初期消火によって鎮火していたということです。
この火事で体育館の倉庫にあった段ボール箱などが燃えましたが、けが人はいませんでした。
その後の警察への取材で、14歳未満の少年から事情を聴いていて「火をつけた」と話していることが分かりました。
警察は、少年が1人で火をつけたとみて詳しい経緯などを調べています。
また、この中学校では今月6日も体育館の倉庫にあった椅子などが燃える不審火があり、警察は関連を調べています。

現在の刑法では、14歳未満については刑事責任を問われないと定められています。