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県内初 石膏ボードの水平リサイクル新工場が竣工

建築資材などで使われた使用済みの石こうボードを再資源化する県内初の工場が塩尻市に竣工しました。

工場を建設したのは、リサイクル事業を行う塩尻市のフロンティア・スピリットE・P・Sです。
導入した破砕分離施設で使用済みの石こうボードを石こうの粉末と紙に分け、新たな石こうボードを製造する原材料を作ります。
石こうボードの水平リサイクルにつながる取り組みは県内初で、新築住宅に欠かせない原材料が国内で調達できるようになります。

■フロンティア・スピリットE・P・S 大沢正康専務
「更なるリサイクルを中心にやっていきながら資源循環を目標にやっていきたいと思う」
現状、国内の石こうボードのリサイクル率は約40%にとどまっていて、それを改善する再資源化の拠点として注目を集めています。