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中野市4人殺害事件 死刑判決に弁護団が控訴

おととし、中野市で男女4人が殺害された事件で死刑判決を受けた被告の男が控訴しました。

おととし5月、中野市江部で男女4人が、ナイフや猟銃で殺害された事件では、9月から10月にかけ、長野地裁で裁判員裁判が開かれました。
殺人などの罪に問われた中野市の農業・青木政憲被告(34)に対し、刑事責任があまりに重大で死刑を回避すべき事情は見いだせないとして死刑判決が言い渡されました。

弁護団によりますと「死刑判決に不服があり、被告に心神耗弱があったこと」を理由に控訴しました。

地裁判決の直後には控訴をしない意向を示していた青木被告も、弁護団の控訴の意向に賛同したということです。