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善光寺大本願で28年ぶりの晋山式 新住職が就任

善光寺大本願で、新しい住職の就任を告げる晋山(しんざん)式が28年ぶりに行われ、集まった大勢の人々に晴れやかにお披露目されました。

■吉田一平アナウンサーリポート
「午前9時40分すぎです。川名上人が歩き始めました。沿道には地元の人や観光客が大勢並び、その姿を拝んでいます」

24日朝、長野市の善光寺周辺では、大本願の新しい住職・川名観恵上人が善光寺浄土宗一山の住職などと共に「お練り」を行いました。
善光寺大本願は浄土宗大本山の一つで、その住職は日本三大上人の一人とされています。
川名上人の就任は前の住職・鷹司誓玉上人の引退に伴うもので、1997年以来、28年ぶりです。
お練りの後には就任式に当たる晋山式が行われ、お披露目された姿を一目見ようと大勢の人が集まりました。