~コメの今~もち米・餅がピンチに!?
つづいては…新年の正月の風景が変わるかもしれません。価格高騰が続くコメですが、その影響が餅にも及んでいます。
農林水産省が21日に発表した、新米の「相対取引価格」。JAなどの集荷業者と卸売業者の間で取引される玄米60キロ当たりの価格が、過去最高だった今年5月を上回り初めて3万円を超えました。
長野市にある食品卸会社が手がける小売り店では…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「弊社で売っている値段は今までで一番高いかもしれない」
銘柄米が、1キロ当たりおよそ1000円の価格で販売されていました。こうした主食米の価格高騰の影響か…この数週間で売上を伸ばしているのが比較的安いもち米だと言います。ところが…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「新米のもち米というのは、入荷はまったく未定になってしまっている」
(Qそれはどうして?)
「メーカーから聞いているのは、もち米を作っていた田んぼでも、コメ(主食米)が不足したということで、もち米をやめてコメ(主食米)を作る農家が多くなった」
(Qじゃあ価格も上がる?)
「上がると思います、下がることは無いかなと」
普段からもち米を赤飯などにして食べているというこちらの女性。今後の見通しを伝えると…
■女性客
「やむを得ないと言うか、欲しいものはやっぱり欲しいですよね」
値上がりする前にと、もう1袋、追加購入しました。
台東食品では、毎年、正月の需要を踏まえた年末商戦でもち米や切り餅の特売に力を入れているそうですが…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「当然もち米(の価格)が上がるので、餅も上がりますよね。見積もりがまだ出ないくらい、(今後の)入荷状況が全く未定。餅は比較的価格の上下が無かった。ここにきて大幅に上がるという話が(メーカーから)出ているので、いくらになってしまうのかな、ちゃんと入ってくるのかなと不安」
主食米の価格高騰から波及した「家計には『痛い』話」。今度の正月は、餅つきに始まりお雑煮など、食卓の景色が変わってしまう…かもしれません。
農林水産省が21日に発表した、新米の「相対取引価格」。JAなどの集荷業者と卸売業者の間で取引される玄米60キロ当たりの価格が、過去最高だった今年5月を上回り初めて3万円を超えました。
長野市にある食品卸会社が手がける小売り店では…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「弊社で売っている値段は今までで一番高いかもしれない」
銘柄米が、1キロ当たりおよそ1000円の価格で販売されていました。こうした主食米の価格高騰の影響か…この数週間で売上を伸ばしているのが比較的安いもち米だと言います。ところが…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「新米のもち米というのは、入荷はまったく未定になってしまっている」
(Qそれはどうして?)
「メーカーから聞いているのは、もち米を作っていた田んぼでも、コメ(主食米)が不足したということで、もち米をやめてコメ(主食米)を作る農家が多くなった」
(Qじゃあ価格も上がる?)
「上がると思います、下がることは無いかなと」
普段からもち米を赤飯などにして食べているというこちらの女性。今後の見通しを伝えると…
■女性客
「やむを得ないと言うか、欲しいものはやっぱり欲しいですよね」
値上がりする前にと、もう1袋、追加購入しました。
台東食品では、毎年、正月の需要を踏まえた年末商戦でもち米や切り餅の特売に力を入れているそうですが…
■台東食品アークス本店・神林和生副店長
「当然もち米(の価格)が上がるので、餅も上がりますよね。見積もりがまだ出ないくらい、(今後の)入荷状況が全く未定。餅は比較的価格の上下が無かった。ここにきて大幅に上がるという話が(メーカーから)出ているので、いくらになってしまうのかな、ちゃんと入ってくるのかなと不安」
主食米の価格高騰から波及した「家計には『痛い』話」。今度の正月は、餅つきに始まりお雑煮など、食卓の景色が変わってしまう…かもしれません。