abn 長野朝日放送

キノコ採りに出掛けた長野市の男性が遭難し遺体で発見されました。山中で滑落したとみられます。

■記者リポート
「午前7時半です。消防と警察が捜索のために山に向かいます」

死亡が確認されたのは長野市の農業・土田剛弘さん（76）です。
14日午後、「キノコ採りに行った知人が帰ってこない」と警察に通報がありました。
警察と消防の15人ほどが15日朝から捜索を始め、約30分後に捜索に同行していた土田さんの妻が大町市八坂の山林で土田さんを発見しましたが心肺停止の状態でした。
現場は急な斜面で、消防によりますと尾根から100ｍほど滑落したとみられます。
捜索の出発前、土田さんを知る男性は…。

■土田さんの知人
「道に迷うことは絶対ない。考えられるのはマツタケは急斜面が多いから、もしなんかあったとしたら滑落しかない。春の山菜から何から一緒に歩いている人なんで本当に心配」

土田さんはキノコ採りの経験が豊富で、知人に「今年はマツタケが豊作だ」と話していたということです。