入浴中の女性を盗撮した罪 信大元准教授に有罪判決
信州大学の元准教授の男が宿泊施設で入浴中の女性を盗撮したなどの罪に問われている裁判で、地裁松本支部は懲役1年10カ月執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
■記者リポート
「被告はまっすぐ背筋を伸ばし、裁判長を見つめながら判決を聞いていました。」
性的姿態撮影などの罪に問われているのは、信州大学の元准教授の男(51)です。
起訴状などによりますと被告は去年6月、県内の宿泊施設で、入浴中の20代の女性を盗撮したほか、2022年にも県内や京都市内の多目的トイレ・脱衣所で、小型カメラを使って盗撮したとされています。
初公判で被告は起訴内容を認めていて、検察は懲役1年10カ月を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
17日の裁判で廣瀬裕亮裁判長は「被害者からの敬意や信頼を悪用し、自らの性的欲求を満たそうとした卑劣極まりない手口」としながらも、被告に前科がないことや、被告の妻が今後の監督を約束していることなどから、懲役1年10カ月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は、控訴しない方針です。
元准教授の有罪判決を受け信州大学は「このようなことが再び起こることがないよう、教職員に対して法令順守の徹底を図り、信頼回復に取り組んでいます」とコメントしています。
■記者リポート
「被告はまっすぐ背筋を伸ばし、裁判長を見つめながら判決を聞いていました。」
性的姿態撮影などの罪に問われているのは、信州大学の元准教授の男(51)です。
起訴状などによりますと被告は去年6月、県内の宿泊施設で、入浴中の20代の女性を盗撮したほか、2022年にも県内や京都市内の多目的トイレ・脱衣所で、小型カメラを使って盗撮したとされています。
初公判で被告は起訴内容を認めていて、検察は懲役1年10カ月を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
17日の裁判で廣瀬裕亮裁判長は「被害者からの敬意や信頼を悪用し、自らの性的欲求を満たそうとした卑劣極まりない手口」としながらも、被告に前科がないことや、被告の妻が今後の監督を約束していることなどから、懲役1年10カ月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は、控訴しない方針です。
元准教授の有罪判決を受け信州大学は「このようなことが再び起こることがないよう、教職員に対して法令順守の徹底を図り、信頼回復に取り組んでいます」とコメントしています。