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県産農畜産物の輸出額が過去最高に 最多はブドウ

去年、県内で生産された農畜産物の輸出額は25億8000万円余りで、過去最高になったことを県が発表しました。およそ半分をブドウが占めています。

県が、JAグループや県農産物等輸出事業者協議会に聞き取った結果を基に推計したものです。
それによりますと、去年生産された県内の農畜産物の輸出額は25億8392万円で、前の年から4%増え2013年の調査開始以来最も多くなりました。

品目別ではブドウが13億4023万円で最も多く、全体の51.9%を占めていて、次いでコメが3億9200万円で15.2%、市田柿が2億8900万円で11.2%でした。

またモモは、需要の高い台湾・香港を中心に輸出額が大幅に増加し1億5800万円で、前の年に比べて1.56倍でした。

一方、きのこは、国内需要の高まりなどの影響を受けて大幅に減り5800万円で、前の年の35%にとどまりました。

輸出先は、台湾が12億8500万円で全体の49.7%、香港が7億8200万円で30.3%と、この2つの地域で全体の8割に上りました。