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小海町 地元ワインの魅力を貸し切り列車でPR

小海町でワイン造りに取り組む会社が、初めで作ったワインをお披露目するツアーを開きました。県内外から参加者が集まり、地域の魅力を堪能しました。

佐久平駅を出発したJR小海線の貸し切り列車。小海駅で下車し、向かった先は…ブドウ畑です。

ツアーを企画したのは小海町でワイン造りに取り組む会社「ノーマンズ」です。初めてのワインが完成したのを記念して開催し、県内外から20人が参加しました。

■ノーマンズ 長谷川達也さん
「ここ(標高)1100mくらいなので、ワイン用ブドウの畑としては、日本で1番、2番ぐらいの高さになります」

長谷川さんは神奈川出身の30歳。地域おこし協力隊として小海町に移住し、4年前からワイン用の白ブドウの栽培を始めました。畑を見学した後はいよいよ、初めてのワインのお披露目です。ピノ・グリとピノ・ブランという2種類の白ブドウを使っています。

■参加者
「おいしいです」

■参加者
「単純な果実味じゃなく、ちょっとスモークというか香る感じあって、おいしいです」

■参加者
「これ初年度からめっちゃおいしくないですか?」

■ノーマンズ 長谷川達也さん
「本当ですか?ありがとうございます、でもこっからおいしくなることしかない」

地元産の食材を使った料理と合わせて提供し小海町のワインの魅力をPRしました。

■ノーマンズ 長谷川達也さん
「もちろん僕たちのワインの生産量とかクオリティを上げていくのは大前提だけど、僕たちと一緒にブドウ栽培をしてくれるような人たちを町内や移住してやってくれる人を増やして、町内全体の生産量を上げる事を意識してやっている」

日帰りツアーは、23日と30日にも行われる予定です。